外国に花粉症はない?

日本では花粉症に悩まされる人が続出。コレって日本だけの現象なの?外国に花粉症はない?

外国に行くと「花粉症の症状が和らいだ」という声が聞かれますが、日本以外に花粉症は存在しないのでしょうか。日本では、花粉症罹患者の原因の約70パセントがスギ花粉によるものですが、アメリカやヨーロッパ、他のアジアの地域では、スギの数も少なく花粉もほとんど飛散していません。また、スギの種類も異なるため、花粉症の原因であるIgE抗体も蓄積されておらず、スギ花粉症患者が外国を訪れた際には症状が治まったように感じられます。一方、諸外国でも花粉症は存在し、アメリカやカナダではキク科のブタクサ、イギリスなどのヨーロッパではイネ科のカモガヤなどの花粉に悩まされている方がいます。

では、花粉症を持つ外国人が日本を訪れた際、花粉症は発症するのでしょうか。日本には、イネ科やブタクサの花粉症も存在するため、訪れる時期によっては花粉症を発症することもあります。日本にあるブタクサは北米原産、またイネ科のカモガヤなどはヨーロッパ原産であり、外来種によって日本でもこれらの花粉症に悩まされるようになりました。植物の種類が同じであれば、花粉症の原因であるIgE抗体も同じ型が蓄積されているため、花粉症の外国人が日本を訪れた際にも、日本人が外国を訪れた際にも、該当する花粉症を発症すると言えます。

日本では人口の約25%が花粉症患者だといわれており、うち7割はスギ花粉が原因です。植林計画によりスギ花粉の飛散量が増えたため、患者数が増加しました。ほかに、ブタクサやイネ科植物による花粉症もありますが、これらはアメリカやイギリスから持ち込まれたものです。よって、日本人のスギ花粉症患者が外国を訪れた際は花粉症の症状は和らぎますが、反対に米英から来日した花粉症患者は、時期によっては発症することがあります。

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