花粉症とは|花粉症の治療方法

花粉症は、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称であり、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみ、鼻汁が生じ、少し遅れてから鼻づまりの「即時相反応」が生じます。花粉症治療には、薬の服用などの対症療法や、免疫療法・体質改善などによる根治療法などがあります。
●対症療法
花粉症で使用される主な薬としては、抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬、点鼻用血管収縮薬などがある。これらの薬は「花粉症の症状」によっても使い分けることができる。花粉症にはくしゃみや鼻づまりなど多くの症状がある。そのため、同じ花粉症でも人によって症状が異なってしまう。ヒスタミンはくしゃみや鼻水に大きく関わっているため、くしゃみ・鼻汁型の花粉症であれば主に抗ヒスタミン薬やケミカルメディエーター遊離抑制薬が使用される。それに対し、鼻閉型の花粉症であれば抗ロイコトリエン薬や鼻噴霧用ステロイド薬が使用される。ケミカルメディエーターの一種であるロイコトリエンは血管を拡張させる作用があるため、この働きを抑えるのである。花粉症対策薬の副作用として有名なものは「眠気」だが、アレグラに関しては眠気が起きにくいと言われている。
●根治療法
1.減感作治療
原因となる花粉(抗原)の成分を、少しずつ2~3年かけて注射で体内に入れ、抗原に対して体を慣らしていく方法です。現在、根治的な治療方法と言えるのはこの方法しかありません。 ただ、アナフィラキシーショックや、まれに死亡例もあり、最近ではあまり行われておりません。 現在は、内服薬等による減感作治療の研究が進められており、今後の花粉症治療に大きな変化を与えるかもしれません。
2.舌下治療
スギ花粉症に効く究極の治療法はまだないのが現状です。「舌の下にスギ花粉の液を滴下してスギ花粉症を治す」という治療法を新聞やテレビでみたことはありませんか? これが舌下免疫療法です。舌下投与でない皮下注射による免疫療法は保険適応のある治療として数多く行われています。舌下免疫療法と皮下注射免疫療法はともにスギ花粉症に有効な治療です。
3.5つの体質改善策
有酸素運動で自律神経の働きを整える、筋肉量を増やして基礎代謝を上げる、
整腸作用を高める食べ物を摂る、アレルギー症状を抑える飲み物を摂る、免疫機能を低下させる食べ物を断つ。