花粉症と風邪の違う

花粉症の典型的な症状と言えば、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」、そして「目のかゆみ」。これらは、毎年花粉症に悩まされている人ならば、感覚で花粉症とだいたいわかるものですが、それらの症状の特に最初の3つは風邪とよく似ているため、区別がつきにくいものです。

花粉症は、スギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。

風邪とは、ウイルスが上気道(鼻やのど)に感染することで起こる、急性炎症の総称をさします。風邪による鼻水やのどの痛み、発熱など症状は、からだの防御反応によるものです。

●花粉症と風邪の鼻水の違いは?
風邪&花粉症共に症状が出やすいです。風邪の鼻水は、色が黄色く濁っていて、
粘度が高い鼻水が出やすいです。この黄色い鼻水は、風邪の原因ウイルスや、
そのウイルスと体内で戦った。白血球の残骸が含まれているからなんです。逆に、花粉症の鼻水は、無色透明で、さらっとしていて、粘り気のない鼻汁がでます。

●花粉症と風邪の咳の違いは?
花粉が喉に付着したことが原因で、アレルギー反応を起こして咳が酷くなることもあります。サラサラの鼻水が喉の奥に流れ込むと、痒みが出たり、鼻詰まりが酷くて口呼吸になってしまい、喉が乾燥することで出たりといった理由が挙げられます。

●花粉症と風邪のくしゃみの違いは?
くしゃみは、風邪でも花粉症でも現れる症状ですが、多くても2~3回繰り返す程度の風邪に対し、花粉症の場合は多い時には10回以上連続してくしゃみを繰り返すのが大きな違いです。花粉症によるくしゃみの原因は、鼻の粘膜に付いた花粉をくしゃみによって外に出そうとしているため、必然的に回数が多くなること、またその頻度も風邪に比べて高くなります。